2017.09.16  都議選を終えて。

 

7月2日投開票の都議選小金井市選挙区では、都民ファーストの会の辻野氏が16,039票を得て当選しました。投票率は前回 40.91%から48.46%と上昇。投票総数は 38,542票から47,795票と、10,000 票近く増えました。「自民か、都民ファーストか」という報道が関心を高め、都民ファースト候補への投票行動につながったことが推測されます。

辻野氏が公認候補として発表されたのは5月31日。HPも開設せず、インターネットでの発信も少ないことに加え、政策チラシのポスティングも1回。街頭での露出も極めて少なく、仕事の合間を使って選挙活動をしていたにも拘わらず、当選した背景には、都民ファーストの会が自民党への反発の受け皿となったことがあげられます。

市民自治こがねいが応援した無所属の漢人あきこさんは、13,531票、次点という悔しい結果となりました。

 

小金井市では、昨年の都知事選で共に鳥越候補を応援した政党、政治団体そして市民有志が、都議選での共同候補擁立の協議を昨年秋頃から続けてきました。市民自治こがねいも積極的に参加し、共同の政策づくりでの合意を行いました。しかし、候補者については年をあけても引き受ける方がなかなかあがらない中、市民自治こがねいは、漢人あきこさんを協議の場に提案しました。しかし、3月市議選を経ても全体の合意に至りませんでした。その後、選挙の準備活動については了解され、幅広い市民有志からの立候補要請もあり、告示日まで2か月を切った4月末、漢人あきこさんは立候補を決意しました。そして市民自治こがねいは、5月14日の総会で応援することを正式決定しました。

その後も共同候補への話し合いを重ねましたが一致せず、5月27日に共産党が候補者を擁立を表明。最終的には、合意にいたらず、6月6日に協議を終了しました。その後も、協議に参加していた市民有志の呼びかけで、6月14日に、「統一を目指して政策を聞く会」が開かれましたが、一本化には至りませんでした。

 都議選での漢人あきこ選挙は、漢人さんの小金井での暮らしと活動を通じてつながった人たちがさまざまな知恵やアイディアを持ち寄り、必要なことを支える市民選挙として展開されました。そして、市議会議員の応援も大きな役割を果たしました。市民自治こがねいの片山かおる、坂井えつ子の他、生活者ネットワークの田頭ゆう子議員、情報公開こがねいの渡辺大三議員、小金井をおもしろくする会の白井亨議員が応援を表明しました。様々な理由から名前を出さずとも漢人あきこさんを応援した議員もいました。民進党は,自主投票でしたが、菅直人衆議院議員は告示直前に推薦を表明、何度も応援に入りました。そのような支援と広がりが重なり合い、漢人あきこさんは、13,531 票、自民党を上回る大善戦でした。共産党の推薦候補の朝倉法明さんの得票は4,879 票でした。

他の1人区(島しょ部を除く)では、都民ファーストが当選、次点は自民党、民進党がとっているなか、小金井市市選挙区では無所属の漢人あきこさんが次点をとりました。辻野氏との差はおよそ2,500票。統一が実現できていれば当選可能性は高まったでしょう。都内で唯一、都民ファーストの会を打ち破り、市民と野党による共同モデルを全国に示せたかもしれません。

漢人あきこさんの当選には届きませんでしたが超党派の議員の応援と、市民による選挙は、小金井だからこそ実現したことです。

 野党共闘の実現には、並大抵ではない尽力を要します。戦後72年、民主主義や安全保障をめぐる動きが大きく変化していている今、これから行われる選挙で、共闘が実現できるか否かが、私たちに問われています。

 

 

 

7月2日開票結果 投票率 48.46

つじの栄作 16,039 票(33.6%)

漢人あきこ 13,531 票(28.3%)

広瀬まき 11,293 票(23.6%)

朝倉法明 4,879 票(10.2%)

うちこが宏 1,242 票( 2.6%) 

    

 

   

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